仮面ライダー響鬼

テレビ朝日系ドラマ「仮面ライダー響鬼」。細川茂樹主演。
十二之巻「開く秘密」。
前回は童子(村田充)と姫(芦名星)が鎧を着たような姿に変身して異様に強くなり、ヒビキ=響鬼細川茂樹)は苦戦していたが、実は「武者童子」と「鎧姫」の強化は真の強化ではなく、魔法が解ければ失われる程度の俄かの強化に過ぎなかった。ヒビキは彼らの時間切れを待って反撃に出た。ここで名台詞が出た。「鍛えてないで、急に強くなろうとしても、所詮無理があるってことだな」。先週ここに「ヒビキ=響鬼が美麗に鍛え上げられたマッチョな体型であるのに対し童子と姫の鎧姿は体型としては少し緩い感じなのが面白かった。一番の違いは、背中の広さと腰の細さとの差の大小によく表れている」と書いたが、体型の違いには実は鍛え上げられた真の強さであるか否かの違いという重大な含意があったわけだ。こうしてヒビキは武者童子と鎧姫を打倒したあと魔化魍ヌリカベを「猛火怒涛の型」で清め倒した。
葛飾柴又の甘味処「たちばな」の地下の宝物庫に「たちばなのおやっさん」立花勢地郎(下條アトム)と立花日菜佳(神戸みゆき)が安達明日夢栩原楽人の過失によって閉じ込められてしまったとき、たまたま来店したイブキ(渋江譲二)と天美あきら(秋山奈々)は代わりに店番を頼まれていた。イブキは店の制服に着替えて張り切って引き受けていた。