アタックNo.1

テレビ朝日系-木曜ドラマ「アタックNo.1」。上戸彩主演。No.9(第九話)。
一ノ瀬努(松尾敏伸)の事故。手術の甲斐なく逝去した。ドラマ全体で最も悲しく重苦しい大事件であり得たろうと推察するが、実のところは不思議な程に何の感想も湧かなかった。主人公の恋人の死が描かれたとはとても信じられない。結局この番組に恋愛など不要だったということだ。
さて、女子バレーボール全日本高校選抜チームの監督、猪野熊大吾(船越英一郎)は代表選手たちを合宿所に招集。特訓を再開するにあたり監督の補佐役として私立富士見学院高等学校バレー部コーチの本郷俊介(中村俊介)を起用した。もちろん視聴者は既に知っている。本郷が今や第二の猪野熊に他ならないことを。云わば猪野熊が二人いるようなものだ。そう考えると異様に楽しい。
ところで、一ノ瀬努の急逝によって彼の大親友の三田村裕次(森本亮治)は今後どうなるのだろうか。出番は準備されているのだろうか。二人揃って退場するわけではないことを祈ろう。