アタックNo.1

テレビ朝日系-木曜ドラマ「アタックNo.1」。上戸彩主演。No.11(第十一話)=最終回。でも何とも中途半端な最終回ではあった。特別に大きく盛り上がるわけでもなく、何か謎が解けたわけでもなく。とはいえ考えてみれば元来このドラマには何か盛り上がりがあったわけでもなく謎が提起されていたわけでもなく、苦難の連続だった割には妙に平坦に推移してきただけだったのだ。その意味では必然の結末だったのかもしれない。
三田村裕次(森本亮治)の出番は少しだけ。でも気合は入っていた。場内の大観衆が鮎原こずえ(上戸彩)復帰を祝福し大声援で盛り上がっていた中、ミタムー三田村一人だけは必死に片想いの早川みどり(酒井彩名)への応援に励んでいた。気合を入れ過ぎて自作の小さな横断幕一枚を破ってしまったものの、直ぐに代わりの横断幕を取り出して応援を続けていた。