功名が辻第十話

NHK大河ドラマ功名が辻」。司馬遼太郎原作。大石静脚本。仲間由紀恵上川隆也主演。第十話「戦場に消えた夫」。
織田信長舘ひろし)&徳川家康西田敏行)連合軍による朝倉家と浅井久政山本圭)&浅井長政榎木孝明)父子への攻撃に、木下藤吉郎秀吉(柄本明)配下の山内一豊上川隆也)も参加。しかるに渡河の途上、落馬して水没した。彼の率いていた家来は五藤吉兵衛(武田鉄矢)と祖父江新右衛門(前田吟)と祖父江新一郎(浜田学)のわずか三名。一斉に動き出した群衆の渦の中で三名とも主君の姿を見失ってしまっていた。「功名」を上げるため気合を入れていた人物が次の瞬間には消えてしまい、もはや生死も定かではないのだ。無数の遺体の浮いた血川=姉川で行方不明の主君を必死に探していた五藤吉兵衛と祖父江新右衛門の姿が余りにも悲しかった。