歌笑

日本テレビ系「歌笑HOTヒット10」も録画しておいたのを見た。柴田理恵が一番好きなKAT-TUNは亀梨。そして今宵からの新企画「KAT-TUN流」では、高等学校の卒業式の日、柴田理恵が皆との別れを悲しんでいるという設定で、教室で泣いている柴田にKAT-TUN六人衆がそれぞれの流儀で愛を告白してみせた。田口淳之介は「さわやかスマイルでキメる」。サワヤカ過ぎて却って「キモイ」のが田口の個性とも云えるが、柴田理恵和田アキ子は彼のサワヤカさを大絶賛、大興奮し田中聖の率直な「キモイ」発言にも「なんでキモイの?」と猛反発していた。上田竜也は「最後のシュートに賭ける」。バスケットボールのシュートが決まれば交際するが、外れたら諦めるという提案。田中聖は「保健室で告白する」。彼は保健室という場所が「卑猥な感じなんで好きなんですよ」と説明。赤西仁は「女の子に告白させる」。松本潤は「言ってもらうってのはどうかなと思いますけどね」と批判。中丸雄一は「ステージ上から告白する」。校長からマイクを奪っての告白と云うからかなり過激。亀梨和也は第二ボタンを差し出して一言「「ずっと持ってて」とさりげなく告白する」。結局「柴田が選んだ理想の告白」は田口淳之介。これには納得。本命だったはずなのに敗北して亀梨が流石に悔しそうだったのもよい。たとえ相手が柴田理恵であろうとも競う以上は勝ちたいものなのだ。その後、友近艶子が登場。友近に丁重に礼をした岩城滉一。意外に空気を読める男だったという事実に驚いた。芸能人の意外な一面を明らかにする企画では山口もえが胡瓜の輪切りをしながら山手線の駅の名を全て暗誦。アンジャッシュ児嶋一哉が「ジャニーズ志望」だったのは必ずしも意外でもないかもしれない。彼は中学生のときジャニーズ宛に履歴書を送付したものの合格とも不合格とも何とも返事が来なかったらしく、「ジャニーさん今だに悩んでるんですよ!」「まだ選考中」と主張。これに関し亀梨は「合格も言われた事ないし(通知が)来た事もない」「自然に毎日呼ばれるようになって」、田中は「いまだに合格したのか、してないのか、よくわからない」と主張。ここで赤西に対し「オーディションやったの?」と訊いていた松本は、履歴書を送付したところオーディションも何もなく電話で呼び出され、そのままジャニーズ入団だったらしい。超エリートだったのだ。この話には亀梨も赤西も田口も中丸も上田も流石に驚いていたが、赤西は直ちに「て言うことは、顔で選ばれたって事ですよね?潤君はね。甘やかされてたんだなと思いますね」と反撃。KAT-TUNライヴ「CDデビューへの道」では今宵ついにデビュー曲「Real Face」を披露。でも凄かったのはその前に彼らの過去の映像が見られたこと。KAT-TUN結成前の映像。五年前の番組「ジャパン☆ウォーカー」における傑作企画「ひとつ屋根の上」二〇〇一年十一月十一日放送分で農作業や日曜大工に励んでいた亀梨和也十五歳。オレンジ色のツナギが似合う素朴な顔立ちが最高に愛らしい。一九九九年二月七日放送「熱血恋愛道」(小原信治脚本)における田中聖十三歳は貴公子風の美少年。一九九九年八月十五日放送「怖い日曜日」(原作「怖い日曜日・新耳袋特別編集」・井上もも羽原大介脚本)における田口淳之介十三歳は今と印象が余り変わらない。二〇〇〇年八月二十七日放送「怖い日曜日」(原作「怖い日曜日・新耳袋特別編集」・井上もも羽原大介脚本)における中丸雄一十六歳も今と印象が余り変わらないが、上田竜也十六歳は顔立ちだけ同じで雰囲気は別人。当時はサワヤカな美少年。本人言の通り「まだ若々しい純粋そうな感じ」。二〇〇一年十月二十一日放送「ひとつ屋根の上」における赤西仁十七歳は華やかで目を惹く美男子。こうして見るとKAT-TUN六人は選ばれるべくして選ばれた人材だったことがよく分かる。二〇〇一年にKAT-TUNは結成され、早速「THE夜もヒッパレ」に出演し、切れ味の鋭いダンスを披露。全体として華やかでいながら素朴な面もある少年らしさがよい。一九九九年一月十七日放送「熱血恋愛道」(小原信治脚本)では松本潤十五歳と赤西仁十四歳が早くも対決していた。「Real Face」披露のとき、司会の松本潤は「いよいよウチのKAT-TUNがデビューします」と発言。「ウチのKAT-TUN」という言い方がよい。