弁護士のくず第七話

TBS系ドラマ「弁護士のくず」。井浦秀夫原作(小学館コミック「ビッグコミックオリジナル」連載中)。荒井修子脚本。主題歌=hitomi「GO MY WAY」(LOVE LIFE RECORDS)。梅堀淳音楽。本山信二郎(総合法律事務所あおぞら)法律監修。貴島誠一郎&橋本孝&川西琢プロデュース。ドリマックステレビジョン&TBS製作。竹村謙太郎演出。第七話。
弁護士のクズこと九頭元人(豊川悦司)と武田真実(伊藤英明)の前に現れた被告側の弁護士、徳大寺貴(須賀貴匡)。いかにも頭よさそうで冷たそうで恐ろしげだったが、思いのほか公正、公平で、しかも少し抜けていたようだ。九頭の仕掛けた「場外乱闘」のとき、被告の亀有房子(ふせえり)に実は欺かれていたことを知って、頭を抱え込んでいたのが気の毒だった。須賀貴匡は今回ホスト役ではなかったわけだが、弁護士役も似合っていた。
加藤徹子(高島礼子)四十歳の賀を祝福するため高級レストランにデイトに誘った武田真実の髪型がオールバックだった。それを見て気付いた事実が一つ。オールバックにしたときの伊藤英明の顔は意外にも小倉一郎によく似ているということだ。