黒い太陽第六話

テレビ朝日系の深夜ドラマ「黒い太陽」は、四国松山では今宵が第六話の放送日。千鶴(井上和香)は気持ち悪い女だ。この女が実際にやったことは、藤堂猛(伊原剛志)の「黒い」利益と地位を守るため立花篤(永井大)を裏切ることでしかなかったが、当人にはその自覚がなく、あくまでも「黒くなって欲しくない」という思いやりから行動しただけのつもりだった。自覚のない悪は最悪だ。むしろ裏社会と結託した悪女だった方が気分がよい位だ。立花を救えるのは結局は何時でも健気な笑子(酒井若菜)なのだ。