水曜ドラマ14才の母第八話

日本テレビ系。水曜ドラマ「14才の母」。第八話。
脚本:井上由美子。主題歌:Mr.Children「しるし」(TOYS FACTORY)。音楽:沢田完高見優。プロデュース:村瀬健&浅井千瑞。演出:山下学美。
この作品において重要なのは「14才の母」一ノ瀬未希(志田未来)自身ではなく、この少女をめぐり人々が何を考え、どのように行動するのかにある。もちろん波多野卓(北村一輝)も例外ではなく、彼の言に正論を見る一部の人々の見解は断じて正しくはない。正論はそれに相応しい行動を伴わなければならないからだ。彼が云う通り今時の子どもには問題があるとしても、それを糾弾する彼の手法にも同じく問題があるのは明白だろう。彼自身がそのことを自覚し得るのかどうか?ということもまた、「14才の母」をめぐる人々を描こうとするこのドラマの重要な課題であるはずなのだ。
[登場人物(出演者)]一ノ瀬未希(志田未来)/母=一ノ瀬加奈子(田中美佐子)/父=一ノ瀬忠彦(生瀬勝久)/聖鈴女学院理科教諭・学級担任=遠藤香子(山口紗弥加)/叔父=三井マコト(河本準一次長課長])/交際相手=桐野智志(三浦春馬)同級生=柳沢真由那(谷村美月)同級生=久保田恵北乃きい)/産婦人科医=的場春子(高畑淳子)/聖鈴女学院保健体育教諭=原口和明(井坂俊哉)/三井マコト妻=三井ひな子(金子さやか)/桐野静香秘書=山崎光陽(海東健)/一ノ瀬加奈子パートタイム仕事仲間=松本リカ(大沢逸美)聖鈴女学院教頭=猪原光江(長谷川稀世)/週刊誌「トップ」編集部記者=稲葉真也(宮下雄也RUN&GUN])一ノ瀬加奈子パートタイム仕事仲間=奥村美子(出口結美子)同級生=長崎さやか(小池里奈)弟=一ノ瀬健太(小清水一揮)/聖鈴女学院中学校長=中谷栄三(小野寺昭)/週刊誌「トップ」編集長=波多野卓(北村一輝)/桐野智志母=桐野静香(室井滋)。