仮面ライダー電王第二十六話

テレビ朝日系。「仮面ライダー電王」。主演:佐藤健。脚本:小林靖子。監督:舞原賢三。第二十六話「神の路線へのチケット」。
蜘蛛イマジン(声:鈴木千尋)と契約した青木雅史(山本康平)の希望は、妹に星空を見せてやること。無事イマジンを退治した野上良太郎佐藤健)は、彼と妹を希望ヶ丘へ連れてゆこうとしたが、桜井侑斗(中村優一)もまた同じ場所へ連れてゆこうとしていたことを知らされた。そこは野上愛理(松本若菜)が婚約者「桜井侑斗」に連れられて一緒によく星空を眺めた場所、愛理と良太郎の姉弟にとっては最も大切な思い出の場所だったが、同時にそこは侑斗にとっても、大好きな星空を見る最高の場所だったのだ。良太郎は、侑斗が姉の恋人「桜井侑斗」の若かった頃の姿であるのかもしれない可能性を、漸く受け容れようとしたようだ。他方、侑斗もまた、良太郎の、良太郎なりの責任の取り方を認めた。否、正確に云えば本当はもっと早くに理解していたものの、恥ずかしくてその意を表現できないだけだったのかもしれない。デネブ(声:大塚芳忠)のかねて云う通りだったと云えるだろうか。