ホタルノヒカリ第五話

日本テレビ系。水曜ドラマ「ホタルノヒカリ」。
原作:ひうらさとるホタルノヒカリ」(講談社)。脚本:水橋文美江。音楽:菅野祐悟。主題歌:aiko「横顔」。プロデューサー:櫨山裕子&内山雅博&三上絵里子。制作協力:オフィスクレッシェンド。演出:茂山佳則。第五話。
雨宮蛍(綾瀬はるか)に、手嶋マコト(加藤和樹)への告白のやり直しをさせるため、職場内の会議室に両名を二人だけ行かせて鍵を掛けて閉じ込めた部長の高野誠一(藤木直人)。しかも二度も。その報復として雨宮は家の中の浴室前の脱衣所に高野部長を閉じ込めた。直後、職場から電話あり、同僚を見舞った仕事の上の問題を解決すべく雨宮は現場へ急行。高野部長は電話に出ることさえできないまま、脱衣所の中。現場で雨宮は、先にそこに来ていた手嶋と一緒に応急処置のための労働に従事し、あとから合流した沢木瞬(渡部豪太)、田所潤平(渋江譲二)、豪徳寺賢(丸山智己)等とともに作業を完了し問題を解決した。ここで雨宮は手嶋と漸く「普通に会話」できたことで大いに喜んだが、帰宅してみれば高野部長は脱衣所の中で横になっていた。部内の問題に部員が皆で取り組んでいた間も一切、連絡の取れない状態にあった部長。そんな高野に、雨宮は新聞紙をかけてあげた。布団ではなく新聞紙。第四話における高野部長と同じ行動であるのが面白い。でも真似をしたわけではない。もともと高野部長のあの行動自体が、雨宮の日常における行動を真似したのだからだ。