松山祭第一夜

今宵、大街道と千舟町通では夏の恒例「松山祭」の第一夜。この祭の最大の特徴は何を祭るわけでもないということ。神社も寺も関係ない。なにしろ「野球拳サンバ」に「野球拳踊」だ。かの有名な徳島の阿波踊は、海上で行方不明となった漁師を悼みつつ、あとに残された妻が幼い子どもたちを抱えて生活に困窮し路頭に迷い「えらいやっちゃ、えらいやっちゃ」と嘆く祈りの踊に他ならないが、松山のは元来が遊郭の遊びだ。それでも、この踊に気合を入れて準備して趣向を凝らしている集団が多数あるわけなので、そこは見ものであり得る。というわけで見に行ったが、家を出た時間が流石に遅過ぎたらしく、夜八時頃の時点で既に終わっていた。明日以降は気を付けよう。「イケメン連」が登場するのは明後日の夜八時頃か。ともあれ夕食のため串揚げ店へ。そのあとS店へ寄った。店員E氏相手にジュノンボーイ等について論議。やがて喫茶店員H氏も来店して隣に着席。十時頃に来て近くの席に着いた関東からの観光客R氏は店主K氏にmixiで来訪を予告していたらしく、K氏に対し、毎年この時期には徳島に来て阿波踊を見物していると自己紹介していた。祭と高校野球の愛好家だそうで興味深い話を聞けそうだったが、夜遅いので帰宅することにしてH氏に見送られて退出。