有閑倶楽部第九話

日本テレビ系。火曜ドラマ「有閑倶楽部」。
原作:一条ゆかり。脚本:山浦雅大。主題歌:KAT-TUN「Keep the faith」。演出:池田健司。第九話。
聖プレジデント学園という(そういう名の聖者は存在しないだろうと思われるという意味で)奇妙な名称の、良家の子女の集う名門高等学校で学年主任をつとめる緑川教諭(山崎一)に対し、怨念を抱く飛良泉龍一郎(細山貴嶺)が剣菱悠理(美波)に憑依して復讐を企て、そのことから緑川の不正の証拠を握った松竹梅魅録(赤西仁)等が少年の霊のため、復讐の協力をするという話。しかし一介の学年主任が裏口入学を斡旋できてしまうとは、何と無防備な学園だろうか。とても名門校とは思えない。
このドラマの主題歌「Keep the faith」を歌うKAT-TUN六人衆は今朝「ズームイン!!SUPER」に出ていた。六人組として今後どのように活動を広げたいかを語り合う段、亀梨和也がアジア方面にも活動を展開したいとの大きな夢を明かしたところ、赤西仁は米国L.A.に行きたいと発言し、「また留学するの?」と皆を呆れさせた。田口淳之介は六人で温泉旅行に行きたいと発言し、田中聖からは、田口家の家族旅行で行けば?と冷たく却下されていた。こういう場面における田口の、誰からも相手にしてもらえなくて微妙に寂しげな感じの顔というのは、この種のテレヴィ番組でKAT-TUNを見る際の、注目すべき一つの見所にもなっていると思う。何も気にしてなさそうに見えても実は意外に傷付いているのではないか?むしろ怒っているのではないか?とか本気で心配させてしまう程の、極めて絶妙な表情を浮かべるのだ。