購入書覚書

今日も忙しかったが、苦難の一仕事を無事解決し、夕方六時前には退出できた。それで帰途には久々に千舟町通の紀伊国屋書店へ。南圭介中村優一を取り上げていると聞く雑誌「ザテレビジョンHOMME」を探したかったのだが、行けば雑誌売場には某女性知識人が立ち読みをしていた。気付かれると面倒なので急ぎ三階へ移動。というわけで「ザテレビジョンHOMME」を探すことはできなかった。無念。三階には史学や哲学等の売場がある。土曜の夜会における史学者氏の話によれば歴史書売場が大いに迫害されているとのことだったが、なるほど確かに店の奥に追いやられているし面積も縮小したようだ。予想した程には非道くなかったが、今後ますますAmazon.co.jp等に頼ることが多くなるのは間違いない。最上階の芸術書売場には大きな変更はなかった。本日の購入書は以下の通り。聖トマス・アクィナス「君主の統治について-謹んでキプロス王に捧げる」、H-G.ガダマー「哲学の始まり-初期ギリシア哲学講義」、山本博文監修「江戸時代年表」、佐藤道信「美術のアイデンティティー」、泉万里「光をまとう中世絵画」。

君主の統治について―謹んでキプロス王に捧げる/哲学の始まり―初期ギリシャ哲学講義 (叢書・ウニベルシタス)/美術のアイデンティティー―誰のために、何のために (シリーズ近代美術のゆくえ)/光をまとう中世絵画―やまと絵屏風の美 (角川叢書)/見る、読む、調べる 江戸時代年表