新番組=シバトラ第一話

今宵からの新番組。
フジテレビ系。ドラマ「シバトラ-童顔刑事・柴田竹虎」。
原作:安童夕馬&朝基まさし。脚本:武藤将吾。音楽:菅野祐悟。企画:立松嗣章。プロデュース:稲田秀樹&柳川由起子。演出:佐藤祐市
普通に見ても一応は楽しめるかもしれないが、恐らく推測するに、小池徹平に「萌えたい」人々にとっては最高に楽しめる作品であるに相違ない。具体的に云えば、勝谷誠彦にとっては最高に興奮できる内容に仕上がっていると評して可だろう。
刑事である柴田竹虎(小池徹平)の保護者をつとめる不良の藤木小次郎役で藤木直人が出演。金髪にしていて、一瞬は誰だか判らなかった。この人物は、「池袋ウエストゲートパーク」における黄色いカラーギャング「Gボーイズ」を想起させる白いカラーギャングヘルター・スケルター」の初代キングで、今は引退して古着屋を営んでいるものの今なお影響力を保持している。現在のキングは宇崎亭(聡太郎)で、藤木の影響下にあると見える。
注目すべきは、この白い制服を着て街の警護や清掃に従事する横浜最大のストリートギャングヘルター・スケルター」において、表向きはその構成員でありながら裏ではその掟を破って少女買春斡旋の悪事を働いていた不穏分子(云わば白い服を着た「ブラックエンジェルズ」)として、椿隆之山根和馬八神蓮、西山宗佑等が出演していたこと。椿がその中心人物。PureBOYS八神蓮は、冒頭から出演。柴田竹虎を恐喝しようとして逆に藤木小次郎に脅される役。ゆえに後半には、柴田竹虎の正体が刑事であることを暴露する役割も果たした。