月九ドラマ太陽と海の教室第二話

フジテレビ系。月九ドラマ「太陽と海の教室」。
脚本:坂元裕二。音楽:服部隆之。主題歌:UZ(織田裕二)「君の瞳に恋してる」。プロデュース:村瀬健。制作:フジテレビドラマ制作センター。演出:若松節朗。第二話。
湘南学館3年1組の生徒の一人、三崎雅行(中村優一[D-BOYS])は教室において根岸洋貴(岡田将生)の直ぐ後ろの席、と云うよりは出入り口の直ぐ脇の席に着いているので、担任教諭の櫻井朔太郎(織田裕二)や副担任教諭の榎戸若葉(北川景子)が入室したとき先ず彼に声をかけることにもなる。先週もそうだったし今週もそうだった。来週以降はどうだろうか。
根岸洋貴と日垣茂市(鍵本輝[Lead])が仲良しであるのは、両名ともに学館水泳部の選手として活動をともにしてきたわけだから必然性がある。楠木大和(冨浦智嗣)と田幡八朗(濱田岳)が仲良しであるのは、よく考えると、一体どのような繋がりによるのか不明ではあるが、見た目では何となく肯ける。難しいのは、根岸洋貴と日垣茂市と、楠木大和と田幡八朗とが同一の仲良しの集団を形成したのはどのような共通点によるのか?という点だろう。屋嶋灯里(吉高由里子)がどのようにしてそこに合流し得たのかも解らない。人生観の違いと云うと少々大袈裟に聞こえるかもしれないが、少なくとも学校生活をどのように過ごしたいと考えるか?という姿勢に関して、彼等の間には余りにも大きな異なりがあって、とても同一集団を形成できそうにもない。