正義の味方最終回

日本テレビ系。水曜ドラマ「正義の味方」
原作:聖千秋集英社)。脚本:旺季志ずか。音楽:小西康陽。プロデュース:次屋尚。制作協力:アベクカンパニー。演出:中島悟。第十話=最終回。
中田容子(志田未来)が、姉の良川槇子(山田優)の離婚を防ぐべく良川直紀(向井理)を訪ねていた間、家の転居に伴い東京を離れなければならなくなった岡本陸(本郷奏多)が容子を訪ねて中田家へ来た。陸は槙子の悪行の数々について容子から聞いて知っているが、もちろん槙子はそのことを知らない。早速のように容子について事実無根の悪口を(しかも歌いながら)云い始めた槙子。横で反応に困っていた陸。困るだろう。冷静に見るなら物凄く変な姉としか思えないだろうから。他方、容子の幼馴染みの隣人で級友でもある「ジャンボ」こと小森太一(入江甚儀)はピンク色のTシャツ。中田家の邸内で槙子に遭遇したとき恐れていた様子であるのは、幼時より散々こき使われていたからだろう。槙子の手足が容子であるとすれば、容子の手足はジャンボである…と槙子は勝手に思い込んでいるのだ。