Q.E.D.証明終了第六話

NHK総合ドラマ8Q.E.D.証明終了」。第六話。
原作:加藤元浩。脚本:相原かさね。音楽:海田庄吾。演出:榎戸崇泰。
水原可奈(高橋愛)が、遠い昔に廃墟と化したまま壊されず遺されている古い洋館の探索中、不意に過去へ飛ばされた。突然の時間旅行の行き先は、発明家の居所だったその洋館を廃墟と化した謎の爆発事故のあった昭和九年の東京神田。そこで燈馬想(中村蒼)によく似た東京帝国大学の学生、塔場総一郎(中村蒼)と遭遇した。件の洋館の、平成二十一年時点における所有者が塔場総一郎その人である点に物語の妙味があるわけだが、それにしても、顔と性格と頭脳こそ瓜二つでも血縁は一切ないらしい燈馬想と塔場総一郎は、劇中、確かに別人として見えた気がする。