三連休の二日目

三連休の二日目。朝六時半頃に起きて七時五十分頃に外出。伊予鉄道道後温泉駅からJR松山駅前まで移動。九時十六分に松山駅を発ち岡山駅新大阪駅を経由して大阪駅へ着いたのは昼一時半頃。
阪急電車の梅田駅を発って二時頃に宝塚の清荒神駅へ到着。清荒神商店街を抜けて清荒神の参道を登り、清荒神清澄寺の神仏に拝礼したのち、聖光殿=鉄斎美術館で現在開催中の企画展「先賢を画く」を観照した。大楠公父子や和気清麻呂山上憶良貧窮問答歌、伯夷叔斉、欧陽修、蘇東坡、陸羽、西王母雪舟、一休と蓮如等を描いた富岡鉄斎の名品が並んでいて見応えがあった。吾ながら迂闊だったのは望遠鏡を携えてこなかったこと。細部を拡大しつつ観照すると色々発見があって二倍も三倍も楽しめるのに、今回は遺憾にも忘れてきてしまった。でも、鉄斎の傑作群の迫力は展示ケースの奥行の距離を隔ててもなお存分に伝わってくる。閉館時間の四時半までの約二時間、大いに楽しませてもらった。この「先賢を画く」展は五月六日まで開催されるが、その前期展は来月五日までで終了し同月八日からは後期展が始まる。出品目録を見れば後期展も見応えのある名品が出てくるようなので是非とも観に来なければならない。
夕方五時頃に蓬莱山を降りて清荒神駅から梅田駅へ移動。駅の食堂街にある洋食屋で夕食を摂ったあと、大阪駅から新大阪駅岡山駅を経由して松山駅へ。移動中は読書。出発時に読み始めた船木亨『進化論の5つの謎』を読み終えて樺山紘一『歴史のなかのからだ』を読み始めたところで松山に着いた。帰宅したのは深夜十一時半頃。