サムライ・ハイスクール第六話

日本テレビ系。土曜ドラマサムライ・ハイスクール」。第六話。
脚本:井上由美子。音楽:菅野祐悟。チーフプロデューサー:櫨山裕子。プロデューサー:荻野哲弘&内山雅博。企画協力&プロデューサー:山口雅俊。制作協力:オフィスクレッシェンド。演出:佐藤東弥
現代の高校生の望月小太郎(三浦春馬)の身体に、安土桃山時代真田幸村=真田信繁の側近に仕えた若い侍の望月小太郎(三浦春馬)の精神と身体能力を宿した云わばサムライ高校生の望月小太郎(三浦春馬)が、現代の望月家の当主である望月信二(岸谷五朗)に覚悟を求めて奮起させ、次いでは望月信二が自身の子である現代の高校生の望月小太郎に覚悟を求めて奮起させるという構図が面白かった。
今宵の第六話の最後に、サムライ高校生の望月小太郎を襲撃しようとした謎の集団は何だろうか。あの敵の出現と襲撃は、物語の原因や今後の展開に何か役割を果たすことになるのかどうかは今のところ判らないが、たとえ、例えば「オトメン(乙男)夏」と「オトメン(乙男)秋」において毎回連発された思わせ振りな結末の如く、次回以降の展開には何の影響もない結末だったとしても驚かない。なぜなら話の後半にサムライ高校生の華麗な殺陣を見せることが望ましいのは確かだからだ。