一月からの新ドラマ

本日発売のテレヴィ雑誌「TVガイド」十二月十八日号。来年一月から始まる新ドラマについて一通り情報が出揃ったところで改めて各番組の概要を紹介する特集記事を載せる(pp.14-19)。
見ないわけにはゆかぬ!と思える番組がなく、見てみようか…と思える番組も、一月二十三日開始のTBSの土曜夜七時五十六分「ブラッディ・マンデイ」第二弾(出演:三浦春馬佐藤健成宮寛貴)のほかは、一月七日開始のNHK総合の木曜夜八時「とめはねっ!鈴里高校書道部」(出演:朝倉あき池松壮亮中村倫也)、一月二十日開始のTBSの水曜深夜「新撰組 PEACE MAKER」(出演:須賀健太柳下大、古川雄大、伊崎右典荒木宏文)位しかないことを二週間前にも書いたが、今週号のこの特集記事を見ても、その感想が余り変わらない。しかも「新撰組 PEACE MAKER」に関しては、二週間前の時点では放送の曜日も時間も未定だったのが、結局は深夜の放送に決したということで、果たして当地方でも放送されるのかどうか知らないし、放送されるとしても見る気になれるかどうかは定かではない。
少し興味が湧いてきたのは、一月中開始の日本テレビの水曜夜十時「曲げられない女」。菅野美穂永作博美が「バトル」を繰り広げるらしい。脚本は遊川和彦で、演出は南雲聖一等。菅野美穂の相手役をつとめるのが塚本高史日本テレビの水曜十時ドラマで主人公が働く女であるとなれば、その相手役をつとめるのは平岡祐太の独壇場であるかのように何となく思い込んでいたが、なるほど、塚本高史という選択肢もあるのか。平岡祐太と比較すると殆ど正反対とも云える個性であるし、働く女の相手役よりはむしろ働く男の部下の役が似合っているような印象もあるが、どのような役をどのように演じるのか楽しみにしておこう。
一月十五日開始のTBSの金曜夜十時「ヤマトナデシコ七変化」。主演として亀梨和也を起用したのは、ドラマの題名が一九八四年の某アイドルの歌の題名を連想させるからであるのか知らないが、「美男子」の役に彼を配するのは二〇〇五年「ごくせん」時代であれば納得できたはずだが、今では説得力を欠くように思われる。でも手越祐也内博貴も出るので見てみよう。