ザ少年倶楽部四月第二回
四月十五日の夕方六時から四十五分間、NHK-BSプレミアムで放送された月二度の番組「ザ少年倶楽部」の四月第二回を録画しておいたのを見た。
今回も通常のNHKホールにおけるコンサート形式の公開収録ではなくスタジオ内での収録。中央に司会の平成ジャンプがいて、向かって右にA.B.C-Zと森本慎太郎とB.I.Shadow、左にKis-My-Ft2、そして増田良、安井謙太郎、高田翔等の一党(云わば増田隊)。B.I.Shadowは中島健人、菊池風磨、松村北斗の三人のみ。今や馴染みの黄色のベストの衣装。増田隊は濃い青と黒の衣装。増田隊は、この前列の集団には六人しかいないように見えるが、舞台の奥に同じ衣装の人々が四人いるように見える。
一曲目として平成ジャンプが「Dreams come true」を歌った際、高木雄也はB.I.Shadowに合流し、森本龍太郎は弟の森本慎太郎の一党に合流、中島裕翔は増田隊に合流した。ここで増田隊は八人だった。中島裕翔の横に着いた安井謙太郎や、背後に着いた高田翔、B.I.Shadowに近かったアンダーソンケーシー孝が目立った。安井謙太郎の背後にいたのが増田良だろうか。
B.I.Shadowは「世界に一つだけの花」を歌った。それに先立ち、司会の有岡大貴と山田涼介が三人に、今回の大震災について思うところを聴いた。中島健人の地元も首都圏でありながらかなりの被害があったようで、十日間もの断水に見舞われたらしい。それでも、歌い踊っている間はアイドルに徹していた。中島健人が松村北斗の肩に手をかけたときの顔が明るかった。大勢のバックダンサーは白の衣装で揃えていたが、中にはHip Hop JUMPもスノープリンスも増田隊もいたように見受ける。
Kis-My-Ft2は今夏ついにCDデビューを果たすが、それが発表されたときの様子を伝える映像も放映された。彼等のコンサートの途中、舞台上にいた彼等の間に、赤の衣装の安井謙太郎が封筒を携えて現れて歩み寄り、北山宏光にそれを手渡し、皆で開封してみれば、そこにCDデビューを宣告する大きな紙が入っていたという話。大喜びの彼等の様子も印象深いが、もう一つ興味深いのは、封筒を渡し終えたあとも暫くは北山宏光の横に立っていた安井謙太郎が、どういうわけか楽しそうな様子だったこと。開封のあとの瞬間に何が起こるかを、まるで予見できていたかのようにも見える。大役を任されて安井謙太郎も誇らしかったろう。