リバウンド第七話

日本テレビ系。水曜ドラマ「リバウンド」第七話。
気付けば何時しか普通の恋愛ドラマになってきた感があるが、それでも一応、体型に関する問題が無関係になったわけでもない。体型のことなんか気にもせず美味なものを食べて幸福を感じては太っていたときの大場信子(相武紗季)には、周囲の人々に幸福感を与える力があったのに、体型のことばかり何時も気にして、痩せて美しくなった今はその美点を見失いつつあるのではないのか?ということを、三村瞳(栗山千明)も風見研作(勝地涼)もそれぞれ述べたからだ。
大場信子に一目惚れをして、運命の出会いと思い、接近を図って大場信子の出没する今井太一(速水もこみち)のケーキ店「アンジュ」に通っている「謎の青年」(竜星涼)と、苛めに屈しない元気をくれる「アンジュ」のケーキに魅了された幼い常連客の久遠愛(山岡愛姫)の両名が今井太一の使者として、大場信子のためのニコニコ印ロール・ケーキを大場信子宅へ届けたところが今宵の話の中で最も味わい深く印象深い画だった。