雑誌の表紙-大伴家持の画と中島健人・菊池風磨・佐藤勝利・松島聡・マリウス葉等の写真

休日。夜七時半から、三越百貨店の南の二番町辺の、面白い内装の居酒屋において、コンスタンティノオポリス愛好氏との意見交換の会を開催。報告しておきたいと予て予告しておいたことを存分に詳細に説明して、関連する私的な大胆仮説の数々も一々述べてみた。夜十一時半頃に店を出て大街道の入口で散会。道後まで徒歩で戻った。
この会に先立ち、待ち合わせに際しては、所定の時刻の十五分も前に大街道に到着してしまったので書店を見物していたところ、言論の雑誌の売場において、典雅な貴人を描いた絵を表紙に載せる雑誌あり、何かと思い、よく見れば雑誌『正論』だった。その表紙に載る絵は一見して安田靫彦の作であると判るし、描かれているのが古代の歌人であるのも明らかで、果たしてどのような作品だろうかと思い、立ち読みをしつつ表紙についての解説文を探してみたところ、なるほど、確かに安田靫彦の画で、像主は万葉集の歌人、大伴家持か。無双の武人でありながら風雅の道にも秀で、何よりも万葉集の編纂という偉業を成し遂げた大伴家持という人物は、いかにも保守思想の言論誌の表紙を飾るには相応しいかもしれないが、それにしても『正論』の表紙はいつからこんな上品な絵を載せるようになったのだろうか。知らなかった。見直してしまった。
さらにテレヴィ雑誌の売場を見れば、魅力ある集合写真を表紙に載せる雑誌『スカパー!e2　TVガイド』2011年10月号があるのを見出した。写真に載るのは、Sexy Zoneの佐藤勝利、中島健人、菊池風磨、松島聡、マリウス葉をはじめとする総勢十名。迷わず購入しておいた。