休日/講演会と買物と休憩と夕陽と美少年

休日。昼に起きて一時半に大急ぎ外出し、電車で城下へ出て、二時から三時半まで行われた中世ルネサンス時代イタリア史の講演会を聴講。
終了後、何となく松山市駅へ行き、郊外電車に乗って、古泉駅で降りて大型店のエミフルMASAKIへ。無印良品で少し買物をして、同じく一階にある一汁五穀という食堂の肉豆腐鍋定食で早めの夕食。二階へ上がって、トワレを利用したあとフードコートの外のテラスへ出て、景色を眺めながら暫く休憩。六時十五分頃に店を出て古泉駅へ。駅に着いたとき山の彼方に見える落日が眩しく輝いていた。
松山市駅行の電車を待っていた間、吾が周囲をウロウロ歩き回っていた小学生と思しい男子はジャージの上着に半ズボンを着て青いリュックサックを負っていたが、無表情でも眼が大きく輝いて、将来どんな美形になるかと期待される美少年だった。歩く姿も愛らしく、立っている姿も詩情に富んでいた。横顔も知的で、何かを見詰めては物思うかのようで、哀愁をも帯びて美しかった。