観光人類学

朝から出勤。少しだけ残業して夜に退出。昼の休憩時間に読んでいた観光人類学入門の書を読み終えたが、そこに説かれていた予想以上に能天気なグローバル主義には呆れ果てた。根拠のないグローバル主義への信仰こそが貧困と圧政と侵略の原因であることは既に明白であるというのに。そもそも、今日の世界に生じている不幸の原因がグローバル化にあることを、著者自身も指摘しているではないか。