日本交渉力論

九州大学の施光恒准教授が「日本の交渉力」について論じている。柔らかな文章だが、内容は極めて明晰。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/03/22/se-9/」。
日本文化チャンネル桜水島総は、内閣支持とTPP反対を両立させる意であると宣言しつつ、今まで共闘してきたTPP反対論者の東谷暁や中野剛志や井尻千男を、現実の政治を理解することもなく批判しているだけの連中であると嘲笑し始めた。東谷暁は倒閣を主張し始めた!と彼は云っているが、東谷暁は全然そんなことを主張していない。むしろTPP以外では内閣を支持しているとさえ主張している。それどころか政権を維持するためには汚れ役を誰かに引き受けさせて、内閣総理大臣にはその役割をさせないようにした方が良いとまで述べていた。水島総が聴く耳を持たなかっただけだ。水島総は支離滅裂なことになってきている。妄想を根拠に論じ始めた程。
政界の現場に身を置く人の苦渋(http://www.nicovideo.jp/watch/1363935968)を見れば、反対論者に対する能天気な中傷と嘲笑こそ現実を無視するものであると判る。