黒ジバニャンと黒コマさん第二回/コマさんコマじろう沖縄旅行/ドッペルゲンガーのマルダー/検索できないのも妖怪の所為
ニコニコ動画の「テレビ東京あにてれちゃんねる」(http://ch.nicovideo.jp/ch7)内の「妖怪ウォッチ」公式チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/youkai-watch)で配信された第百五十八話を視聴。
黒い妖怪ウォッチの話が一つ。コマさんの話が一つ。イナホとUSAピョンの話が一つ。ケータとウィスパーとジバニャンの話が一つ。
一。
黒い妖怪ウォッチ。二人目。クマ。
黒いジバニャンと黒いコマさんは黒い妖怪ウォッチでクズ人間を妖怪に化けさせて(友達ではなく)下僕にしてしまい、必要に応じて妖怪ウォッチで召喚する。前回はケータを「けむし男」に変えて、今回は早速、召喚した。普段は人間の姿をしているが、召喚されるや、化け物に変身させられる。そしてケータの紹介で新たにクマが「むかで男」に化けさせられた。
二。
コマさんコマじろうの日本全国「もんげー!」旅(第七回)。IN沖縄。
矢良瀬古里無編著『全国ビックリツアーガイドブック』には「会えたら奇跡!沖縄の青い空に浮かぶ幻すぎる円盤!」の記述あり、正体は現地の人々でさえも滅多に見ることを得ない海亀だった。今回の矢良瀬古里無は意外にも正しい情報を伝えていた。海亀を見たのはスキューバダイビングを楽しんでいたとき。コマさんは「スターバキュービック」と間違えていた。
次回の行先は岩手。ワンコ蕎麦に挑戦するらしい。
三。
イナウサ妖怪ミステリーファイル(第四回)。ドッペルゲンガー編。
USAから来たFBY捜査官マルダー&カクリーがイナホの家を訪ねてポルターガイストについて何か見解を持ち合わせてはいないかを訊ねたが、その時点で既にイナホは、マルダーの背後に立つマルダーのドッペルゲンガーを目撃していた。正体はロボニャンF型の下で修業を続けていたモノマネキン。モノマネキンが化けた偽マルダーは本物とは違ってカクリーと上手く付き合ってみせた。
四。
妖怪アチャー事件。
学校でケータが次々失敗を重ねて「アチャー!」と嘆かざるを得なかったのは、妖怪の所為。その妖怪が何者であるのかをケータから訊ねられ、ウィスパーが妖怪パッドで大急ぎ検索したにもかかわらず検出できなかったのも妖怪の所為。その名がアチャー。顔が赤林檎をなしている。妖怪の名を云い当てられなかったのも妖怪の所為だったというのは新しい。
アチャーは本来、人に失敗をさせるのではなく、人に好機が来たとき、その好機を逃さないように仕向ける妖怪。好機は林檎の形で人の頭上に現れ、アチャーがそれを射抜き得たなら、人は好機を手中に収め、幸運に恵まれる。アチャーは弓矢の名手であるにもかかわらず、肝心なときに的を外してしまう。原因は、修業時代の最終試験として父の頭上の林檎を射抜かなければならなかったとき、的を外して、赤林檎を青林檎に変えてしまったから。そして今、さらに的を外して青林檎は梨に変わり、さらに外してオレンジに変わり、さらに外してキャベツに変わった。ますます林檎から遠ざかった。何回か射抜けば元に戻るのではないか?と余計な助言を与えたジバニャンの所為。