マギ第一巻/ソードアート・オンラインへの接し方

深夜、九日前に購入しておいた大高忍『マギ』第一巻を読んだ。アラジンもアリババも実に魅力に富んでいて、読んでいて楽しい。そして少々云いにくいことに、『マギ シンドバッドの冒険』よりも絵がスッキリ綺麗で目に心地よい。
ところで。
二日前、「ソードアート・オンラインオーディナル・スケール―」を鑑賞したあとにコミカライズ版「プログレッシブ」第一巻から第五巻まで五冊まとめて購入したが、これは最初に読んでよい内容の書であるのか、それとも他を先に読んでおくべきであるのか定かではなかったので、インターネット上に検索してみるに、これは「本編」を時系列に沿って最初から最後まで追跡してゆく形へ再構成した「外伝」であるらしい。なるほど、やはり「本編」から読み始めた方が良いのだろうか…とも思ったが、検索する程に、物語の全貌を把握することの困難を予感せざるを得なくなった。映画のパンフレットによれば専門の雑誌までも刊行されているようで、特別に熱心なファンでもなければ安易には入り込み切れない世界であるのかもしれない。映画だけ観て楽しめたなら、そこまでで止めておくべきだろうか。