映画クレヨンしんちゃん-襲来!!宇宙人シリリ/劇場版ソードアート・オンライン-オーディナル・スケール-十回目

夕方四時半頃、エミフルMASAKIのシネマサンシャイン松前へ行き、上映予定表を見れば、生憎「ドラえもん」は既に上映中であるのに対し、土曜日に開幕した「クレヨンしんちゃん」が五時五分から始まると判ったので、五時五分からそれを観て、夕食後、レイトショーで「劇場版SAO」を観ることにして、券を買った。「クレヨンしんちゃん」のパンフレットを買い、ホット抹茶オレを買って早めに入場。
夕方五時五分から「映画 クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ」を鑑賞した。
普段「クレヨンしんちゃん」とは無縁の生活をしているが、名作の誉れ高い「嵐を呼ぶ モーレツ!大人帝国の逆襲」と「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」のみはDVDで観た。今回、最新作を劇場で初めて観て、過去の作品群も劇場で観れば一段と惹き込まれたろうと改めて感じた。
極彩色の強さ、絵の強さは「クレヨンしんちゃん」アニメの作風の基本であるのかもしれないが、今回それが最も強烈な力を発揮したのはサーカスの場面だったろう。テントも団員も陣形も動作も全てが不気味な魅力を湛えていて、圧倒された。驚くべきことに、この映画は「クレヨンしんちゃん」映画二十五周年を記念して過去二十四作の登場人物を様々な場面に再登場させているらしいが、インターネット上の情報によれば、あのサーカスの客席には「オトナ帝国」のケン&チャコが混じっていたらしい。しかし確かに、万国博覧会の時代にサーカスは似つかわしい。
宇宙人シリリを演じている声優は沢城みゆき。多分、シリリの母を演じているのも沢城みゆきだろう。子の愛らしさと、母の威厳が二種の美声で演じ分けられていて、聴き入った。
監督&脚本の橋本昌和といえば、テレヴィアニメ「ハルチカ ハルタとチカは青春する」の監督だが、「クレヨンしんちゃん」映画では過去二作で絵コンテを手がけ、過去二作品で監督&絵コンテを手がけていたのか。
観終えたあと、フードコートのカレーで夕食。その間、仕事関係のメール数通が届いていたので急ぎ返信。夜七時四十分頃に映画館へ戻り、アイス抹茶オレを買い、早めに入場。
夜八時十分から「劇場版 ソードアート・オンライン SWORD ART ONLINEオーディナル・スケール―」を鑑賞した(十回目)。
意外なことに、来場者特典を二つも頂戴できた。一つは土曜日から始まった今週の来場者特典、キャラクターデザイン&総作画監督足立慎吾による描き下ろしイラスト色紙。もう一つは先週の来場者特典、『SAO劇場版“裏”記録全集』(「公式ネタバレ本」)。どうやら品切れにならなかったらしい。
考えてみれば、一週間前の時点で既に朝と夜にしか上映していない状態になっていて、今や一日一回、レイトショーでしか上映していない状態であるから、流石に観客動員力が衰えてしまったのだろう。そもそもエミフルMASAKI内のシネマサンシャイン松前という場所が多くの若者には不便な場所であるはずで、「SAO」の客層には不利な場所だったろう。松山市内のシネマサンシャイン衣山で上映されていれば、もっと集客力を維持できていたような気がする。
観終えたときには夜十時を過ぎていて、エミフルMASAKIは閉店していた。閉店後のエミフルを初めて見た。困ったことに、古泉駅へ急ごうにも店内を横切ることができないので、雨中、かなり遠回りを強いられ、かなり焦ったが、十時三十六分には駅に到着。十時三十九分の終電に辛うじて間に合った。松山市駅から大街道まで歩き、大街道のコンヴィニエンス店で翌朝の朝食と昼食を買ってタクシーで帰宅。