NHKピアノの森第二十三話&第二十四話/名探偵コナン景気に沸くT・ジョイ京都には天気の子フライヤー既に品切

 未明に放送されたNHKアニメ「ピアノの森」第二十三話。「ヒーロー」。
 一ノ瀬海の今までの人生を全て込めた演奏は終わった。音楽の疾走感と思い出の豊かさ、思いの逞しさが調和していて心地よかった。
 レフ・シマノフスキも迷いを乗り越えたが、それは個人の物語だろう。
 公正な審査はどう果たされるのか。
 続けて放送されたNHKアニメ「ピアノの森」第二十四話。「世界一のピアニスト」。
 丸山誉子は、一ノ瀬海の名を並べ替えると「世界一の」であると発言。
 審査は公正だった。パン・ウェイは海を堂々祝福し、雨宮修平は自身のことのように喜んだ。
 海は阿字野壮介に師としてではなく生涯の好敵手として復活するを望んだ。良い結末だった。
 リハビリ中の阿字野壮介の家にいた一ノ瀬海に似た青年は、あの海の愛弟子の大貴少年だったろうか。
 最後、海と阿字野の共演に涙を流して喜んでいた人々。そして嬉しそうなパン・ウェイ。温かな結末だった。
 ところで。
 日帰りで遠方へ出かけて働き、無事終えて京都駅まで戻って来た序でにアバンティアニメイトで「僕のヒーローアカデミア」第二十二巻と「田中くんはいつもけだるげ」第十二巻を買ったあと、さらに現在「名探偵コナン」景気に沸くT・ジョイ京都に来てみれば、「天気の子」チラシがどこにも一枚もなかった。もし早くも品切れになってしまったのであるとすると、今夏とんでもないことになりそうな気がした。