youtubeモンストアニメ公式チャンネル第二期第十九話

 youtubeモンストアニメ公式チャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCWzenZSy9GJBcPzdSm-UX5w)で「モンスターストライク」アニメ本編を視聴。
 第十九話「女海賊アルビダの奮闘」。
 焔レン、オラゴン、水澤葵、若葉皆実、影月明、マナ・リビングストン、ワルプルギスは、班目グループCEOのミスター班目穣のプライヴェイト・ジェットで台湾旅行に招待された。
 班目穣が秘書とミロクを連れて台湾に来たのは、巨大なモンスター反応が台湾において消滅したことの真相を探るため。そこへ焔レンの一行をも招待したのは、何か異変が生じて戦闘が始まった際に「保険」として利用するためだった。
 台湾において消滅した巨大なモンスターとは、海を守る女神、媽祖に他ならなかった。媽祖が行方不明になった結果、女海賊アルビダと提督カレン・ネイヴィス率いる海軍との間の勢力均衡が破れ、戦争が生じていた。アルビダの海賊仲間であるエドワード・ティーチとサン・カモメーノは、媽祖は殺されたのであり、殺したのはカレン・ネイヴィスに違いないと主張したが、オラゴンはエドワード・ティーチとサン・カモメーノの二人こそ犯人ではないかと直観し、焔レンにその旨を耳打ちした。あたかもこの直観の正しさを裏付けるかのように、媽祖の臣下である千里眼が現れ、媽祖は必ずやどこかで生きていると断言した。
 気になるのは、アルビダが守っている少女の存在。何者であるのか。当人も自身の名を憶えていない。憶えているのは、かつて父を海で見失ったこと、そして自身はアルビダに救出されて生き延びたということ。この悲しい過去は、媽祖の境涯に一致してはいないか。この少女こそは姿を変えられた媽祖ではないのだろうか。
 今回、カレン・ネイヴィスとのアルビダの戦闘には、焔レンは龍馬で、影月明は神威で、若葉皆実はナイチンゲールで、そして水澤葵はノストラダムスで参戦。ナポレオンの帽子はアルビダの帽子と似ていて紛らわしいかもしれないから、ナポレオンではなくノストラダムスで参戦したのは正しいのかもしれない。
 声優陣も注目に値する。アルビダを演じるのは戸松遥。カレン・ネイヴィスを演じるのは遠藤綾。「妖怪ウォッチ」で云えばケータとコマさんが対決しているに等しい。アルビダの声の凛々しく強い気高さは「ソードアート・オンライン」のアスナに通じる。その声が「妖怪ウォッチ」で無茶苦茶な台詞を連発しているのは、あらためて考えると凄まじい。