月九サマーヌード第十一話=最終回

月九ドラマ「SUMMER NUDE サマーヌード」。第十一話=最終回。
番組開始から二十六分間程を経た辺。谷山波奈江(戸田恵梨香)と桐畑光(窪田正孝)の結婚式が海の家「青山」の前の砂浜で挙行される昼、式に出席するため東京から戻ってきていた千代原夏希(香里奈)は「青山」の前で、町を代表する富商「谷山酒造」の谷山家の当主であり谷山波奈江の父である谷山和泉(渡辺哲)と、谷山波奈江の弟である谷山駿(佐藤勝利)に再会した。谷山和泉は燕尾服を着用し、谷山駿は黒いスーツ。間もなく結婚式の挙行あり、二十七分間程を経た辺と二十八分間程を経た辺に各一回、顔が映った。
次いで三十分間程を経た辺。喫茶店&バル「港区」へ場所を移して結婚披露宴の挙行あり。驚くべきことに、出席者がわずか八名。新郎新婦の両親さえも不在。それとも案外、正式の披露宴は既に昼間の「青山」店内で挙行され、これは夜の「港区」における二次会だろうか。だが、そうなると千代原夏希が拵えた特大の婚礼ケーキは正式の披露宴のためのものではなく二次会の余興のためのものだったということになり、司会役の矢井野孝至(勝地涼)が発した「初の共同作業」という言も冗談に過ぎないことになるが、これは不合理だろう。ともあれ、新郎新婦を含めても十人しかいない結婚披露宴に、谷山駿は出席。四十分間程を経た辺では、小南写真館のアルバイト店員の一瀬麻美(中条あやみ)と一緒の卓に並んで座していた。