仮面ライダーゴースト第十三話

平成仮面ライダー第十七作「仮面ライダーゴースト」。
第十三話「豪快!自由な男!」。
新春一回目の放送。新登場の偉人の眼魂は坂本龍馬。しかし現時点では未だ天空寺タケル(西銘駿)の力ではなく、むしろ坂本龍馬眼魂が天空寺タケルの度量を試し、見極めようとしている段階。「命もないのに命を燃やすとは、どういう理屈ぜよ」というのは面白かった。
対するに、ゴースト=天空寺タケルの新たな力をなしたのは石川五右衛門の眼魂。なぜか御成(柳喬之)が執拗に「五右衛門殿」の使用を要求したからだったが、この使用は正解だった。
御成は脚を負傷した月村アカリ(大沢ひかる)のための脚にもなっていた。そして今回の天空寺タケルは何時になく陽気で能天気で、これに対して御成は何時になく強気で文句を云っていた。これが本来の二人の関係だったのだろう。
深海マコト(山本涼介)は天空寺タケルのために力を貸しながら、自身と妹の過去については「けじめ」を付けてから明かす意であることを約束した。他方、眼魔界の王子アラン(磯村勇斗)は帰郷して体制を立て直し、兄に話を付けた上で自ら参戦することを決意。先ずは天空寺タケルを倒すべく作戦を開始。こうした中でアランは、直ぐに姿を消してしまう「あの方」の存在を気にしている様子だったが、「あの方」とは何者か。新展開を告げる新春一回目の話になった。