妖怪ウォッチバスターズトレジャー編第一回ドグシャッコーのダンジョンにおけるクレクレパトラ
ニコニコ動画の「テレビ東京あにてれちゃんねる」(http://ch.nicovideo.jp/ch7)内の「妖怪ウォッチ」公式チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/youkai-watch)で配信された第百七十九話を視聴。
一。
今回は久し振りの長編。三十分間を一本の話に費やし、普段とは全く趣の異なった話で新商品の販売促進を兼ねる。主人公もケータではなく、ウィスパーも登場しない。登場するのはジバニャンとコマさんで、主人公は新登場のインディ・ジョーズ。
大大大冒険家を自称するインディ・ジョーズは、妖怪の小学校で冒険について講義しながらも実際には冒険なんか出ようと思ったことさえもない「エア冒険家」でしかないのに、謎の組織の配下であるらしい謎の怪人アレ・バッチーノの陰謀によって、大秘宝妖怪ヨーデルセンのエンブレムを探し出すため、初めて冒険に出立せざるを得なくなった。
アレ・バッチーノはインディ・ジョーズを冒険に向かわせるため、インディ・ジョーズの妹シンディ・ジョーズを人間に変えてしまい、人間から妖怪へ戻したければヨーデルセンのエンブレムの力を用いなければならないと思わせた。この策略は功を奏し、インディ・ジョーズは冒険に出立。冒険について語り合う仲間である掘出物商人Mr.スコップに同行を求めたが、Mr.スコップは「良い知らせと悪い知らせがある」と(まるでコマリーヒルズのブレンダのような)問いかけを発して拒否。
同じ頃、アレ・バッチーノは他の様々な妖怪をも騙して冒険に駆り立てていたらしく、ジバニャンとコマさんも軽い気分で冒険に出立。インディ・ジョーズは両名と一緒に行動することに成功したが、ジバニャンは流石に鋭く、インディ・ジョーズが冒険家として偽者ではないかと疑っていた。対するにコマさんは「大大大冒険家のインデイさんズラ」と感心していた。
三名は最初のダンジョンで無事、エンブレムを発見。そこには遮光器土偶のような姿の妖怪ドグシャッコーがいて秘宝を守っていたが、ジバニャンの機転で、エンブレムの主クレクレパトラの力を借りて勝ち抜いた。
そのようなわけで、今回の秘宝はクレクレパトラのエンブレムであって、ヨーデルセンのエンブレムではなかった。クレクレパトラの教えによれば、ヨーデルセンにたどり着くためには八名の妖怪に導かれなければならない。クレクレパトラがその一名であるから、あと七名の妖怪の秘宝を獲得しなければならないが、この物語の続きは次回にはない。