日記

仕事からの帰宅後、夜七時四十五分頃から約三十分間スポーツクラブで鍛えた。前回、そこの指導者先生から厳しく注意されたことを忠実に守りながら慎重に鍛えた。
そして帰宅後、暫く読書。エマヌエル・レーヴィ著「初期ギリシア芸術における自然再現」を細井雄介訳で読み始めたところ。ウーティッツ「美学史」やインガルデン「文学的芸術作品」、そして何よりもパノフスキー「芸術学の根本問題」等の名著の名訳で知られる細井雄介教授の訳文は、ドイツ語の論理を日本語で忠実に再現してみせた感があるところに妙味がある。一読して難解だが、熟読すれば論理の構造が明晰に伝わってくる。

初期ギリシア芸術における自然再現
芸術学の根本問題
ヴァフィオの杯―アーロイス・リーグル論文集
様式
美術史「ウィーン学派」
ウーティッツ美学史
文学的芸術作品