オトメディア六月号の怪盗ジョーカー記事

先日購入しておいた雑誌「オトメディア」六月号。「怪盗ジョーカー」の記事が掲載されている。記事が四頁あり、巻末には付録もある(56-59頁、103-104頁)。
四頁の前半は見開き二頁を用いて一枚のイラストを載せている。登場するのはジョーカーとスペードと赤井翼。雨の中で傘を差している。赤井翼は水を嫌うので、脚に雨が当たるのを怯えている。ジョーカーはスペードの持つ傘の中に入ってきて、スペードは文句を云いながらハンカチを差し出している。傘にはホッシーの人形が下がっていて、さらにその下にはダークアイのテルテル坊主も下がっている。ハチが登場しないのが意外。しもがさ美穂の作画。しもがさ美穂は「怪盗ジョーカー」のメインキャラクターデザインと総作画監督をつとめる人。
同じ絵を用いたポスターが付録になっている。
次の頁には第二十九話に登場するアイドル怪盗団シャッフルシスターズのアイとレイとキラの映画撮影用の衣装と、第三十話に登場するクイーンとシルバーハートの豪華衣装それぞれの設定が載るほかに、第三期で登場する新キャラクターたちの設定が載っていて、期待感を高める。キャプテン・ブルー(声=福島潤)、コマンドー殺子(声=乃村健次)、速水京太郎(声=浅利遼太)、スパイダー・A(声=内匠靖明)、レインボー・ジャスティス(声=杉山紀彰)。キャプテン・ブルーとレインボー・ジャスティスが出てくるのは実に楽しみ。
続く頁は、四月二日、東京のユナイテッド・シネマ豊洲で行われた先行上映祭の様子を報告する漫画を掲載。面白いことに、シリーズ構成の佐藤大、監督の寺本幸代、原作者たかはしひでやすのキャラクターデザインが、たかはしひでやすの漫画に登場した三人の姿をそのまま用いたものであること。村瀬歩下野紘松岡禎丞はそれぞれジョーカー、スペード、赤井翼の姿で表されている。この漫画を描いたのは栗山なつき。
この二頁の下段には、プロデューサー馬渕吉喜へのインタヴューがある。ミスター金有の有能美人秘書カネコ(声=金田アキ)の正体は最強の戦士コマンドー殺子(声=乃村健次)。原作の第十四巻「怪盗シャドウ・ジョーカー 闇をかける兄妹」に登場するジョーカーの偽者たちがアニメでも第三十一話にも登場。声優については、本物を演じる村瀬歩下野紘沢城みゆきの希望を聴いて、ニセジョーカーに鈴村健一、ニセスペードに豊永利行、ニセクイーンに名塚佳織を起用したことが明かされている。