出町桝形商店街/三条通の喫茶店/MOVIX京都シアター7で天気の子を鑑賞10回目/森嶋帆高の泣かせる台詞/出町座で海獣の子供を鑑賞3回目

 休日。朝10時半頃、京都アニメーション京アニ)の名作「たまこまーけっと」の聖地、出町桝形商店街に来た。映画館「出町座」では今日から渡辺歩監督作品「海獣の子供」上映が始まった。初日に観たいと思って早めに来た。無事、席を確保できた。来月には「きみと、波にのれたら」も始まるので今から楽しみ。館内グッズ売場を観れば、「プロメア」グッズをまだ販売していた。
 上映開始は18:55であるから、それまで一体どのように過ごそうか?と思案し、館内のカフェ「出町座のソコ」のカフェオレで休憩しながら時間の過ごし方を計画。やがて昼前になったので、そこで早めの昼食。「夜明け告げるルーのうた」鑑賞時にも食べたスパイスカレーを今回も。食後、商店街を暫し逍遥し、「たまこまーけっと」関連の展示物も見物したあと一旦この街を離れて新京極通へ移動。
 MOVIX京都へ着くや発券。昼食前に予約しておいたので発券のみ。上映開始まで時間の余裕があったので一旦そこを出た。「天気の子」の冒頭、森嶋帆高が街中に居場所を見付けられなかったように、実際にも街中には適当な休憩場所が足りていない。ゆえに上映開始までの時間、三条通の喫茶店で抹茶ケーキとカフェオレでもいただくしかなかった。上映開始時刻の20分前に店を出て、映画館へ戻り、ホットのカフェラテを買って入場。
 15:10からMOVIX京都シアター7で新海誠監督「天気の子」を鑑賞。通算10回目。
 台詞の力は言葉自体の力ではなく画や声や芝居や音楽の総合力。この作品には心に突き刺さる力のある台詞が多いが、高井刑事(CV:梶裕貴)を戸惑わせた森嶋帆高(CV:醍醐虎汰朗)の「こんなのってないよ」も実に泣かせる。
 ところで。
 批評家のアニメ映画論がTL上に流れてくるが、迂闊に読んでみれば、ポスト「君の名は。」作品群という枠を定めながら「プロメア」を批評の基準にすることで「海獣の子供」を貶め、「きみと、波にのれたら」も軽んじ、「君の名。」はを侮辱して「プロメア」だけを全方位から持ち上げる類の論を構築していて、酷いと感じた。
 急ぎ過ぎないように移動し、再び「出町座」へ行き、再び「出町座のソコ」でホットのカフェラテを購入し、上映開始時刻前まで休憩。
 18:55から出町桝形商店街の映画館「出町座」で渡辺歩監督「海獣の子供」を鑑賞。通算3回目。
 このスケールの大きな映像美は大スクリーンに映えると同時に、小さな閉鎖空間ではその神秘性、秘儀性が深まって、これも実に良い。
 明日から多忙になる予定につき通えなくなるのが残念。