月九のだめカンタービレ第八話
フジテレビ系。月九ドラマ「のだめカンタービレ」。第八話。
原作:二ノ宮知子『のだめカンタービレ』(講談社「月刊Kiss」)。脚本:衛藤凛。音楽:服部隆之。主題曲(序曲):ベートーフェン「交響曲第七番イ長調op.92」/(終曲):ガーシュウィン「ラプソディー・イン・ブルー」。プロデュース:若松央樹&清水一幸。制作:フジテレビドラマ制作センター。演出:川村泰祐。
古武士の如き「孤高のオーボエ」と称される黒木泰則(福士誠治)の独奏とライジング・スター・オーケストラによるモーツァルト作曲オーボエ協奏曲は、今時珍しい位に静かで柔らかで優しい演奏に仕上がっていて、なかなか典雅に響いていた。
大河内守(遠藤雄弥)の対抗心は終わってはいなかったが、「この学校で二番目に有名な指揮科の大河内」と名乗を上げるだけの余裕は流石に与えられるはずもなかった。