加藤文麗に関する公開講座

仕事のあと夕方六時から、大街道にある愛媛大学地域創成研究センターサテライト分室で開催された「まちなか大学」公開講座「伊予の文人画の最高峰加藤文麗」を聴講。聴講者は思いのほか多く、また、講師の大学教員が二名とも美術史学の専門家ではない中、聴講者の多くがそれぞれの知見に基づいて活発に発言したことで大いに盛り上がった。
狩野派の門人である加藤文麗を敢えて「文人画家」として扱うのは、私見では、結論としては正しいと思う。ただし「伊予の文人画の最高峰」と評するのは少々大袈裟に過ぎよう。