ジャニーズカウントダウン

新春御慶奉賀候。
年末年始の恒例のテレヴィ番組、フジテレビ系「ジャニーズ・カウントダウン2009-2010吠えろ!ジャニーズ虎の巻東西ドーム10万人集結!!超豪華年越し生歌合戦」。
寅年ということで寅年男四人組が登場。亀梨和也、増田貴久、内博貴の二十四歳の三人に一回り上の三十六歳国分太一を加えた四人。名付けてタイガーフォーと云う。内博貴は髪を短く切り過ぎたのだろうか。増田貴久は新年の抱負として「いろんなことにトライして、本当にね、目出タイガー」と陳べた。亀梨と増田と内という組み合わせは意外によい感じに見える。
今回も、滝沢秀明軍団の帝国劇場と関ジャニエイトの京セラドーム大阪、その他の集合した東京ドームの三会場を結んでの生放送だったが、最も楽しそうに見えるのは皇居前の帝国劇場。滝沢秀明をはじめ北山宏光藤ヶ谷太輔以下Kis-My-Ft2戸塚祥太以下A.B.C.を中心とする滝沢軍団が勢揃いし、途中からは今井翼も東京ドームから帝国劇場へ馳せ参じ、錦織一清も合流して、仕舞には第六十回紅白歌合戦審査員の森光子までも加えた。滝沢秀明作詞作曲「愛・革命」では今年も滝沢が天空を舞い、しかも噴水の水をも盛大に浴びていた。タッキー&翼の「Venus」では滝沢軍団全員が盛り上がっていた。
ジャニーズのアイドルは基本的にどこかの集団に所属して初めて十全に活動の場を与えられ得る中、無所属でも辛うじて活動できているのは内博貴生田斗真だが、内は昨年に引き続き出演した上にタイガーフォーの一員としても脚光を浴びたし、今年は生田も出演できたようだ。
平成生まれの未成年アイドルのみを構成員とするNYC boysと平成ジャンプの未成年アイドルは(そして恐らくは森本慎太郎スノープリンスも?)時間帯の都合により生放送では出演できないので客席から見学していた。番組の前半にはNYC boysと平成ジャンプが歌い踊る場面もあったが、あれは事前に録画しておいたものなのだろう。途中、客席の様子が映される恰好で彼等の姿も映された。向かって左側から中山優馬山田涼介・知念侑李の順に座していた。知念侑李の横にいた笑顔の爽やかな美少年は中島健人で間違いないだろうか。未成年組の中で常にカメラの位置に気付いていたのは知念侑李だった。逸早くカメラに向かって手を振っていた。なかなか模範的。顔立も以前に増して確りしてきていたように見受けた。
修二と彰の「青春アミーゴ」でバックダンサーをつとめたのが平成ジャンプの年長組だったりする等の、各アイドル集団間の混合の面白さは毎度のことだが、今回はそれに加えて各アイドル集団が相互に持ち歌を交換するという企画もあって一段と面白かった。KAT-TUNが「Rescue」を歌うとき東京ドーム内が照明等で赤く染まったのは演出としてよかった。
番組の最後、各アイドル集団毎に新年の抱負を述べる段、カツーンの出番で中丸雄一が一人だけ真面目に発言していた間、その脇で亀梨と田中聖が一寸フザケていたのも面白かったし、田口淳之介は美男子度が高まっていたような気がする。彼等への聞き役を担当した松本潤が、わざわざ彼等の主演ドラマや映画の宣伝を聞き出すという気配りを見せた。一つ気になったのは番組を通して殆ど常に赤西仁が全然やる気なさそうだったこと。他の皆が踊っているときに彼一人だけ全く踊ろうともしなかったのには驚いた。やりたくないことはやらぬ!というのは或る意味において理想の人生ではある。
関ジャニ8村上信五の背後に映り込んでいた地味な美男子は誰だろうか。かなり目を惹いた。